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根管治療についてpart2

2022.4.13

根管治療について

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治療回数

根管治療に必要な治療回数は、治療箇所、治療条件によって変わってきます。

※治療回数には個人差が有ります

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根っこが1本 主に前歯部、小臼歯(稀に小臼歯でも2本存在することがある)

・初めての神経治療を行う場合 2~4回

・一度神経治療がしてあり、再度根管治療を行う場合 3~5回

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根っこが2~4本  主に大臼歯

・初めての神経治療を行う場合 3~5回

・再度根管治療を行う場合 4~6回

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再度根管治療を行う際は、ほとんどの方が被せ物、土台が入っている状態ですので補綴物を外す事から治療が始まり、その後既に根管内に詰めた充填材や汚れを取っていきます。

根管内で感染が蔓延していたり、膿が出来てしまっている場合が多く通常の根管治療よりも治療回数が必要とされます。

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なぜ再度根管治療が必要なのか

再度根管治療が必要になるケースの1つとして歯の根っこに病変ができ膿が溜まってしまう

根尖性歯周炎

という症状が有ります。

重度の虫歯を放置したことでも起こりうる症状ですが、一度根管治療を行っている場合にも多く見られます。

1回目の根管治療の際感染物質の取り残しや、充填剤が根の先まで詰められておらず空洞になっていたりなど、根尖部の損傷などが原因で起こります。

歯茎に口内炎のようなできものができ、酷い場合は歯茎から膿が出てきてしまう事もあります。

咀嚼の際に痛みを伴ったり、何もしていなくても強い痛みを発症する場合も有りますので、症状が見られた場合は早急に受診する事をおすすめします。

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通院頻度

根管治療の際には、細菌の繁殖を防ぐ事ができるお薬を最後にいれ、水分で固くなる仮封材で蓋をしますが、どちらも永久的なものではありません。

期間が空きすぎてしまうとお薬の効果が切れてしまったり、仮の蓋が取れ隙間から細菌が入る恐れが有る為1~2週間隔を目安に通院する事をおすすめします。

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最後に

根管の形や本数、症状などは人それぞれ個人差が有ります。

根っこの先が曲がっていたり、神経の管が枝分かれしている。痛みが続いたり、排膿が有る等の症状が有る場合は上記の回数よりも治療回数が必要となる事が多く有ります。途中で治療を中断してしまうと症状が悪化し抜歯を余儀なくされるケースもあるので注意しましょう。