保険診療と自費診療の違い
今日のブログは前回の続き、部分的な詰め物インレーについて。
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部分的な詰め物(インレー)
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メタルインレー(保険)
<メリット>
・保険適用の為価格が安い
・金属を使用している為詰め物としての強度が高い
<デメリット>
・金属なので口腔内で目立ちやすい
・金属アレルギーを引き起こす可能性が有る
・腐食により金属が溶け、歯茎に沈着し黒く変色しやすい
・金属が熱などでたわみ、歯との間に隙間が出来、プラークが入り2次カリエスになりやすい
・金属は熱伝導性が高く、冷温痛を感じやすい
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あああ/
ハイブリッドインレー(自費)
<メリット>
・樹脂とセラミックを混ぜた物で作られる為、見た目が綺麗
・金属を使用しないので、アレルギーを起こしたり歯茎の変色の恐れが無い
・プラスチックだけの詰め物に比べ、セラミックを混ぜる事により適度な強度が保て耐久性が高くなる
・プラスチックを使用している為、自費診療の中でも安価
< デメリット >
・保険適用外の為、金属のメタルインレーに比べ価格が高い
・プラスチックを使用する事により、経年的にわずかに変色していく
・完全なセラミックに比べると透明感が劣り、すり減りやすい
・極度に強い力が加わると、欠けたり割れたりする事がある
・e-maxに比べ素材が固い為、変形しやすい
税込¥44,00
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ああ///
セラミックインレー(e-max)(自費)
<メリット>
・e-maxはセラミックの中でも天然歯に近い硬度が有り、強度が高い
・口腔内に馴染む硬さなので、周辺の歯を傷めるリスクが少なく、変形もしない
・透明感が高く、経年的な変色もしずらい為、審美性に優れている
・金属を使用しないので、アレルギーを起こしたり歯茎の変色の恐れが無い
<デメリット>
・保険適用外の為価格が高い
・歯ぎしりや食いしばりの頻度が高く力が強い方の場合、その衝撃から割れるリスクが有る
・口腔内の状況によっては使用できないケースが有る(割れるリスクが有る為)
税込¥55,000
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あああ
ゴールドインレー(自費)
<メリット>
・強度が高く、噛み合わせが強くかかる場所にも使用でき、セラミックに比べ歯を削る量が少なくて済む
・エナメル質との適合が高い為、2次的な虫歯になりにくい
・性質上錆び難い為、金属の溶け出しを防げ、歯肉の変色を防ぐことができる。
・保険で使用する金属に比べ、アレルギーを起こす可能性が低い
<デメリット>
・保険適用外の為、価格が高い
・セラミック等の様に、歯と同じ色での作成が出来ない為、場所によっては目立ってしまう
・熱伝導性が高く、熱い物や冷たい物に過敏になる場合が有る
税込¥60,500~¥82,500
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次回は被せ物(クラウン)についてです。