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麻酔が効きづらい原因

2021.11.8

歯医者で麻酔をしたのに、痛みを感じたことはありますか?今回はその原因についてご紹介します。

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炎症が起きている

 歯の神経を抜く時は麻酔をしますが、このとき歯の神経に強い炎症が起こっていると、麻酔が効きにくくなることがあります。

炎症を何度も繰り返している場合も、麻酔は効きにくくなります。

あああ

血液はだいたいpH7.4程度の弱アルカリ性に保たれていますが、炎症がある部位のpHは酸性になります。


麻酔薬は虫歯がない場合のpHで効果を発揮するように作られているため、炎症によって酸性になった部位では、神経細胞に麻酔薬が取り込まれてしまい、ほとんど効果を発揮しません。

あああ

緊張している

以前歯医者で痛かった経験やトラウマがあったり、不安が強かったりすると痛みに対して敏感になる場合があります。

意識すればするほど敏感になり、痛みを感じやすくなってしまいます。

あああ

下顎は効きづらい

上顎より下顎の方が麻酔が効きにくい場合があります。

 これは骨の構造が関係していて、上顎は密度が低く麻酔が染み込みやすいですが、下顎の骨は密度が高く麻酔が染み込みにくいことがあります。この場合、脳とつながっている神経の途中の部分に麻酔をすることで効きやすくなります。

あああ

体調が良くない

 睡眠不足や体調不良により麻酔が効きづらくなったり、違和感を感じたりすることがあります。体調が悪いなど少しでも異変がある時は治療は控えましょう。

また、アルコールを多く取っていたり、うつ病のお薬や痛み止めを飲み続けていたりすると麻酔が効きにくくなる場合があります。

あああ

痛みを少なく治療するには

なるべく虫歯は早めに治療することが大切です。

痛みを我慢して炎症がひどくなってからでは、麻酔が効きづらく、痛い思いをすることになります。少しでも歯に違和感を感じたら、なるべく早めに治療を受けることをおすすめします。

ああああ

定期検診に行く

痛みなく治療を受けるには、定期的に歯医者に通って検診を受けておくと良いでしょう。虫歯や歯周病の早期発見に繋がります。痛みを感じるところがなくても、定期的に検診を受けてメンテナンスをし、早めに対処をすることが大切です。

麻酔の効きやすさには個人差があるので、不安な点が有る場合はお気軽にご相談ください。