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インプラント治療の流れ

2022.2.8

前回に引き続き、インプラントについて紹介していきます。

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インプラントには基本的な手法が2種類あります。

1回法

1回法は、手術が1回だけという手法です。次項で説明する治療の手順の1次オペと2次オペを同時に行います。

2回法

2回法は、手術が2回行われる手法です。インプラント体と骨が生着する期間(3ヶ月~6ヶ月)空けて2次オペを行います。当院では基本的に2回法で行います。

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インプラント治療の流れ

当院でのインプラント治療の主な流れです。

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1,一次オペ

歯肉を切開し、ドリルを使って歯槽骨に穴を開けます。インプラント体を埋入したら、縫合して傷口を塞ぎます。
その後、インプラント体と骨が結合するまで、患者様の骨の状態にもよりますが、3ヶ月から半年程度待ちます

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2,オステル
当院では二次オペの前にオステルを行います。オステルとは、インプラント体の安定と骨の質を、機械を使って測定する事です。基準の数値に満たなければ、骨が治癒してから2次オペに進みます。

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3,2次オペ

インプラントと骨が結合したら、二次オペを行います。歯肉を切開し、インプラント体にヒーリングアバットメントという部品を装着して縫合します。縫合の傷が治るまで、数週間待ちます。

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4,上部構造の型取り、セット

問題が無ければ最後に型取りをし、人工歯を装着します。噛み合わせを調整して、インプラント治療の完了です。その後はメンテナンスに入ります。

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骨造成とは

インプラントを埋入する際、骨が十分にない場合は、骨造成を行うことでインプラント埋入が可能になります。骨造成とは、骨が不足している所に骨補填材(人工的な材料)を充填し、メンブレンという人工膜で覆うことで、骨が再生されることです。骨造成を行うと、インプラントを埋め込んだ後も抜け落ちるなどの心配が少なくなります。

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インプラント周囲炎

歯磨きやメンテナンスを怠っていると、インプラント周囲炎になってしまいます。

インプラント周囲炎とは、インプラント周辺の組織が歯周病に感染した状態を言います。歯肉の腫れや出血などの初期症状がみられます。
自覚症状が出にくく、気が付いたときには重症化しているケースも多いです。

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インプラント周囲炎を予防するにはセルフケアが必要です。

日々の歯磨きで、口腔内を清潔に保つことが大切です。セルフケアだけでは落としきれない汚れが蓄積されていくので、必ずメンテナンスへ通いましょう。インプラント周囲炎は、早期発見・早期治療によって重症化を防ぐことができるため、メンテナンスをしっかり行って、インプラントの健康を維持することが大切です。

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2週に渡りインプラントについてご紹介致しました。

次回は入れ歯とブリッジについて紹介させていただきます。