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前回に引き続き、
ホームホワイトニングについてお話していきます。
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ホワイトニングを行う際の注意事項
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・決められた薬剤の量を守る
ホームホワイトニングでは、決められた薬剤の量を守ることが重要です。
薬剤をたくさん使ってもマウスピースから溢れてしまうだけで効果は変わりません。
むしろ溢れた薬剤が歯茎につくと、一時的に歯茎が白くなったり炎症を起こしたりする恐れがあります。
もしマウスピースから薬剤が溢れてしまった場合は、すぐに拭き取りましょう。
・マウスピースを強く噛み締めない
マウスピースを強く噛み締めすぎると破損の原因となってしまいます。
普段から歯ぎしりや噛み締め癖のある方はもちろんのこと、マウスピース装着中はリラックスした状態で過ごすとよいでしょう。
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・装着後はしっかりと口をすすぐ
ホワイトニング用の薬剤が残っていると、歯に汚れが付きやすくなります。
マウスピースを外したらしっかり口をすすぎ、薬剤が歯に多く残っていると感じる時には、軽くブラッシングをして薬剤をしっかり落としましょう。
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・ホワイトニング後すぐの飲食は控える
ホワイトニング後は一時的に歯の表面にダメージが残っている為、すぐ飲食をすると歯に色が付く可能性があるので、ホワイトニング後1~2時間程度は飲食を控えるようにしましょう。
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・痛みが出てしまった場合
薬剤が歯茎にしみたり、喉に流れてしまったりすると痛みが出る可能性があります。
そのような場合には装着時間を短くする、1日おきの装着にするなどして対処しましょう。
数日経っても痛みが引かない場合は、クリニックに相談して下さい。
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飲食物の注意事項
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ホワイトニング中は歯の色を抜く薬剤の影響で、逆に色がつきやすい状態になっています。
このような状態で、カレーやミートソース、コーヒー等の色の濃い食べ物や飲み物、タンニンが含まれるワイン、紅茶などを口にすると、着色汚れとなるステインが歯に付着しやすくなってしまいます。
この期間は、着色性の強い食べ物や飲み物は控えるようにしましょう。
また、炭酸飲料やスポーツドリンクなどの酸性の飲食物は、歯を色が付きやすい状態にしてしまうので避けたほうが良いでしょう。
・控えた方が良い食べ物
カレー、ミートソース、醤油、味噌、ケチャップなどの色の濃い食べ物、着色料を使用している食品
・控えた方が良い飲み物
赤ワイン、コーヒー、ココア、紅茶、抹茶などの色の濃い飲み物、炭酸飲料、スポーツドリンク、柑橘系などの酸性の飲み物
その他の注意事項
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・歯磨き
食事のあとに歯磨きをせずに放置すると、歯に色が付きやすくなります。
食後はできるだけ早めに歯磨きをして汚れを落としましょう。
歯磨きをすることが難しい場合は、口をすすぐだけでもある程度の着色をおさえることができます。
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・喫煙
タバコに含まれるタールやニコチンは口の中で茶色に変化します。
これらが唾液中のカルシウムと結びつくことで歯に付着しやすくなり、着色の原因となります。
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マウスピース・薬剤の保管方法
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・マウスピース
使用後のマウスピースは、傷つけない程度に軽くブラシで磨き、しっかりと乾燥させてからケースにしまいましょう。
熱湯をかけるとマウスピースが変形する可能性がありますので、洗い流す時はお湯でなく水を使って下さい。
・薬剤
薬剤は熱や太陽光に弱い性質を持っているため、冷暗所か冷蔵庫に保管しましょう。
この際、冷凍庫の使用は厳禁です。
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その他、気になる事がございましたらお気軽にお問合せ下さい。