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親知らず抜歯の流れと注意事項

2021.11.22

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今回は親知らずの抜歯の流れと注意事項をご紹介していきます。

            

まずはレントゲンやCTを撮り、抜く歯がどれくらい神経に近いかを確認します。状態によっては抗生剤を処方し、炎症を抑えてから抜歯する場合も有ります。

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抜歯の流れ

①麻酔

まずは麻酔をします。抜歯する際の痛みを和らげます。

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②(場合によって)切開

歯茎に埋まっている場合はメスを使ってしっかり見えるようにします。

※完全に歯が出ている場合は行いません。そのまま抜歯器具で抜き、洗浄と止血をして終了です。

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③歯を覆っている周りの骨を削ります。

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④引っかかっている部分の歯を削り、分割して取ります。


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⑤残った歯根を抜きます。 場合によっては歯根も分割することもあります。 

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⑥抜歯した穴を洗浄します。 削りカスが残ったまま縫合すると、腫れや痛みの原因になります。

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⑦切開した所を縫合します。 1週間程度で糸をとります。

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抜歯する際はこのような流れで行います。切開しない場合の所要時間は30分程度で、切開と縫合をする際は1時間~1時間半程度時間がかかります。

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抜歯に関する注意事項

次は注意事項です

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・抜歯当日は激しい運動や入浴は控えましょう。血行が良くなると出血や痛みの原因になります。シャワー程度なら問題ありません。

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・抜いたところに歯ブラシは当てないようにして下さい

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・麻酔が切れるまで飲食は控えましょう

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・辛い物や熱い物など刺激が強い物やお酒は控えてください

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・麻酔が効き終わる前に痛み止めを服用して頂くことで痛みを和らげることができます

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・処方された抗生剤は必ず飲み切りましょう

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・抜いたところは、舌や食べ物などを強く当てないよう極力気をつけて下さい。かさぶたが気になるかもしれませんが、剥がしてしまうと菌に感染してしまう可能性が有ります。注意していれば、過度に怖がる必要はありません。

・痛みのピークは2~3日後です。予定を確認してから予約を取りましょう

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・当院では替えのガーゼをお渡ししていますので、抜歯後も血がにじんでくる場合は新しいガーゼを噛み直してください

今回紹介した抜歯の流れと注意事項は、親知らずだけではなく、他の歯を抜く場合も同様の手順で行います。ご不明な点があればお申し付け下さい。