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飲料水に含まれる砂糖含有量

2022.5.9

少しずつ暑さを感じる季節になってきて、水分補給の機会も増えてきました。

最近はお水やお茶を持ち歩く方も多くいらっしゃいますが、つい炭酸飲料などの甘い飲み物に手が伸びてしまうこともあるかと思います。

しかしこういった飲み物に糖分が思いの外、多く含まれていることをご存知でしょうか?

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例えば…

炭酸飲料500ml・・・40〜65g(角砂糖10〜16個分)

コーラやサイダー、フルーツテイストの炭酸飲料は糖分の量がとても多く、500mlのペットボトルで角砂糖10個以上の糖分が含まれています。炭酸は苦みを感じるため、それを補う形で多くの砂糖が使われているのも理由の1つです。

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スポーツドリンク500ml・・・20〜34g(角砂糖5〜8個分)

一見体によさそうなスポーツドリンクですが、実際は多くの糖分が含まれています。激しいスポーツや汗をかいた後には効率よく水分補給ができますが、多くの糖分も摂取しているので注意が必要です。

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果汁100%ジュース500ml・・・50〜60g(角砂糖12〜15個分)

果汁100%ジュースの中には、果物をしぼったそのままのものではなく、濃縮した果汁を薄めて100%にしている濃縮還元ジュースがあります。濃縮還元の場合、風味や甘味を増すために砂糖が使われている場合があります。また、果汁には果糖も含まれるので、100%ジュースも糖分の摂り過ぎに注意する必要があります。

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このように炭酸飲料やスポーツドリンク、ジュースの中には多くの糖分が含まれています。

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しかし、1日に必要な砂糖の摂取量は25gが目安と言われています。

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その殆どを食事で補えているため、こういった500mlの甘い飲み物たった一本でも1日の必要摂取量を超えてしまいます。

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糖分の摂り過ぎは虫歯の原因になるのはもちろんですが、身体への悪影響としても肥満やメタボリックシンドロームになりやすくなります。

また、糖尿病や高血圧などの生活習慣病のリスクも高まってしまうので、注意が必要です。

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甘い飲み物はとても美味しいですが、虫歯や身体への影響を考えると水分補給にはできるだけお水やお茶を選ぶようにし、1日の糖分摂取量をしっかり守るようにしましょう。

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飲む場合でも、

・口の中に長時間含ませない

・だらだら飲まない

といったことに気をつけることで虫歯のリスクが軽減されます。

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飲んだ後にうがいや歯磨きをすることも効果的なので、よく飲まれる方は是非試してみてください。