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麻酔について

2021.11.4

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歯医者が苦手な方は多いと思います。特に麻酔の注射が苦手な方は多いのではないでしょうか。今回は麻酔についてご紹介していきます。

まずは麻酔の種類についてです。

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表面麻酔

表面麻酔は、皮膚や粘膜の表面への麻酔作用があります。

 この麻酔は塗ってから少し待つと感覚がぼんやりしたり、しびれたりしてきます。

 これにより、針が皮膚に入る時の痛みを軽減することができます。

当院では小児の麻酔に使用する事が多いです。

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 伝達麻酔


脳とつながっている神経の途中の部分に麻酔をすることで、そこから先の部分の感覚をしびれさせるため、麻酔が効き始めるのに時間がかかります。麻酔の持続時間も長めです。

麻酔の効果は3~6時間ほどです。

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浸潤麻酔


治療する歯の近くに打ちます。
麻酔の効きが不十分なときは、歯根膜や歯随腔に麻酔することも有ります。

麻酔の針が細いものを使用したり、ゆっくりと液を注入したりする事で痛みを軽減できます。

麻酔の効果は1~3時間ほどです。

※歯根膜→歯の根っこ部分と骨との間にある薄い膜状の組織の事

※歯髄腔→歯の神経である歯髄が入っている腔所の事

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麻酔を使う治療

大きく分けて4つあります

  • むし歯の治療(麻酔を使用しない場合も有ります)
  • 歯の神経を取る治療(虫歯の原因菌が歯髄に感染して奥深く進行してしまった場合)
  • 歯を抜く時やインプラントを入れる時などの外科治療を行う場合
  • 歯周病がとても進行している状態で歯の歯石を取る場合

などです。

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麻酔をした方が痛みが少ないと判断した時に麻酔を使用します。

 麻酔が切れるまでは、口の中を噛んだり火傷したりするリスクがあるため、食事は避けましょう。

あああ

持病をお持ちの方へ

循環器系基礎疾患をお持ちの方は麻酔のせいで体に負担がかかってしまします。

心拍数が上がることで血圧が上昇し、心臓にも負担がかかります。

高血圧や糖尿病など自病がある場合、使っても問題ない麻酔薬を使用するので、持病をお持ちの場合は前もってお伝え下さい。

麻酔が効きづらい、麻酔をしたのに痛みがあった経験はありますか?次回はその原理についてご紹介する予定です。